【POB事例】レシートデータで効果検証!
~キャッシュレス決済キャンペーン編~

<レシートデータを活用した
キャッシュレス決済キャンペーンの成功事例>

世の中でキャッシュレス化が加速する中、多くの企業が関連する販促キャンペーンを実施していますが、その反響や効果を正確に把握する機会は限られています。そこで、mitorizの「Point of Buy(POBデータ)」を活用することで、キャッシュレス決済キャンペーンの効果を詳細に分析し、お客様の販促施策の効果最大化、ひいては売上向上に貢献しています。POBデータは、販促施策の効果測定だけでなく、自社商品の強みを可視化することで、商談時の企画提案においても強力な武器となります。

事例1 メーカー:王子ネピア株式会社
調査期間:2023年6月
購入場所:対象となるドラッグストア
対象商品:ネピアやさしいGenkiパンツ各種の購入レシートから分析

1.決済比率及び1人あたりの購入個数推移

当社レシートデータでは購入時の決済方法もわかるため、上記分析が可能となります。
対象商品の購入者のうち、約半数がPayPayで支払いを行っており、●円以上お買い上げでポイントバックというまとめ買いを推奨したキャンペーンを実施した結果、1回あたりの購入個数は増加し1.84個になりました。

2.新規・継続ユーザー比率及び流通分析

レシートデータでは、個のユーザーの過去購入履歴をみることで、新規ユーザーの獲得状況を見ることも可能です。
上記グラフでは、対象商品の購入者の内、新規ユーザー数が前月と比較し1.8倍増加していることが見え、さらにPayPayで購入したユーザーの流入先として競合ブランド商品のユーザー比率が高いことがわかりました。

事例2メーカー:花王株式会社
調査期間:2022年6月 (第5弾)、12月 (第6弾)
購入場所:対象となるドラッグストア(ウエルシア、スギ薬局、ココカラファインマツモトキヨシ)
対象商品:花王製品購入レシートから分析

このキャンペーンでは、6月(第5弾)、12月(第6弾)ともに、キャンペーン期間はPayPayでの決済金額比率が上昇しました。 また、還元比率が高い6月(第5弾)は特に上昇率が高く、 前月と比較して利用金額が25ポイント以上も上昇するチェーンも見られる結果となりました。

 事例3メーカー株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
調査期間:2022年9月
購入場所:セブン-イレブン・対象商品:対象となる食品、飲料、日用品

この調査では、対象商品の中から飲料について分析しました。
キャンペーン対象外商品であった「コカ・コーラ 綾鷹」は横ばいとなる中、対象商品(キリン 生茶、コカ・コーラ 爽健美茶、サントリー 烏龍茶)は前月と比較して上昇傾向となりました。
また、平常時には20%台前後を推移する中、キャンペーン実施月にはPayPay決裁金額比率が50%台まで上昇しました。

<9割以上がキャッシュレス決済アプリを活用!>

キャッシュレス決済をどれだけの人が利用しているか、mitoriz全国のPOB会員男女 N=3,009人(平均年齢48.8歳)に調査したところ、POB会員の9割以上がキャッシュレス決済アプリを活用していることがわかりました。また、利用者の内、キャッシュレス決済アプリを複数利用している人は約6割で、平均利用サービス数は2.9個となりました。
その理由の一つとして、食品や商品・サービスなどの値上が続き、お得にお買い物することについて、半数を超える人が「以前から意識している」に加え、約4割の人が「意識するようになった」と回答していることから、お得に買い物することに消費者の意識が向いていることが伺えます。

今回の資料で活用した分析ツールは、
Point of Buy ® 消費者購買行動レポート国内最大級の消費者購買DBを活用し、メーカーや小売りなどのマーケティングを支援するサービスです。
全国の消費者から収集したレシートに記載された購買情報を活用しているため、POSやID-POSデータで開示されていない小売りチェーンのデータや、個のユーザー(シングルソース)に紐づいた、業態を横断した購買行動や併売商品など断続的な購買行動を把握できます。

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